ドルオタちょあよ

ドルオタ美大生のちょあちょあ日記

連絡が遅く、いつも私を待たせる美人な友達

 

  

こんにちは〜

 

私は連絡の返信がそこそこ早い方だと自負しています。

 

連絡の返信スピードは直接人間関係につながっていて、返信が遅ければ遅いほど相手に心配をかけると思っているからです。

 

今回はそう考えるキッカケになった、私の過去のお話を紹介します〜

 

連絡が遅い美人、Aちゃん

 

私の高校時代には、Aちゃんと言う、超美少女の友達がいました。

 

初めて顔を見たとき「えっ…あんな可愛い子がうちの学校にいたんだ…」

と、思わず顔をジロジロ観察してしまったくらい、Aちゃんは可愛い子でした。

 

Aちゃん本人がいないところでAちゃんの話になると、「あ〜あの可愛い子ね!」と言われていて、Aちゃんの名前は知らなくても、可愛いという事実を知っている人はたくさんいました。

 

性格も明るくて、とても社交的。物怖じしない性格が、なんとも美人らしい。

私にとっては、Aちゃんの性格が、周りからバカにされた経験なんぞ一ミリもございません!という風に感じられて、正直羨ましいなと感じることもありました。

 

しかし、Aちゃんに対する偏見を払拭する出来事がありました。

 

私がAちゃんと仲良くなったのは、モーニング娘。の話がキッカケです。趣味を聞かれたとき、私がモー娘。と答えたら「私も大好きなの!」とAちゃんが言い、モー娘。の話で大盛り上がりしました。

 

その日から私たちはよく話すようになりました。モー娘。だけではなく、授業の話、中学時代の部活の話、家族、勉強、そして恋愛…

 

たくさんの話をしているうちにどんどん仲良くなって、私たちは常に一緒にいました。

  

Aちゃんの容姿をかなり持ち上げていますが、私自身の見た目は本当に普通です。ブスとも美人とも言われない、ごくごくフツーの顔と体型。ほどほどに服にも化粧にも関心のある人間です。

 

ですから私はAちゃんと並んでいて、漫画のように引き立て役になっていた訳ではありません。Aちゃんは完璧な美人ではないし、私は絶望的に容姿が悪いわけではないです。(多分)

 

ただ、Aちゃんには可愛げがありました。この一点において、私はAちゃんに圧倒的に不利でした。

 

Aちゃんは目に見えてわかるように家族から大切にされていて、友達も多くて、先生からも可愛がられてきた人だということが、よく伝わってくる子でした。言動に邪気が無く、大きなリアクションで笑うのです。

 

対して私は愚痴が多く、小さい頃からよくネガティブだね〜と言われてきました。親からも妹は可愛いけれど、あんたは可愛くないと心配されるし、元彼からも可愛くないんじゃなくて、可愛げがないという名言を食らったことがあります。

 

当時の私は、可愛げや素直さはいわゆる才能だと思っていました。見た目や学歴、家の育ちなどにコンプレックスがない人間じゃないと授からないものであり、優れた外見は遺伝、裕福な生活は生まれてきた家と同じレベルで、後天的には手に入らないものだと。

 

しかも私は、可愛げ一つ持っていれば、その人の人生、何でもうまくいくと思っていました。可愛げがある人間は人から拒否されることを恐れていない、つまり自尊心が高く、ポジティブに物事を考えられるからです。

 

自分に自信があるから他人を恐れず、人と仲良くできる。自分に自信があるから最後までやり切るスタミナがあり、勉強も運動も諦めずに頑張って結果が出せる。自尊心が高いとはそのような方向に物事が動きやすく、人生のラッキーカードだと思っていました。

 

見た目をAちゃんと取り替えたいかと言われたら、私は拒否すると思います。でも、性格は交換したいと願うかもしれません。

 

ぱっちり大きな二重より、ニキビのない肌より、Aちゃんの精神が羨ましかった。Aちゃんと話すとき、私はいつも複雑な気持ちでした。

 

   

 

ラインの返信が遅いAちゃん

 

ある日、私はAちゃんと遊ぶ約束をしました。

 

「じゃ〜めけてちゃんまた明日、駅前で〜!」

「うん、待ち合わせ時間、後で連絡ちょうだいね〜!」

 

Aちゃんはバスの時刻表を確認してから、待ち合わせ時間を決めたいとのことでした。

 

Aちゃんの連絡はなかなかきませんでした。21時になっても、22時になっても23時になっても、来ない。

 

心配して、「明日遊べそう?待ち合わせどうする?」と私が催促してみる。Aちゃんが利用しているバスの路線の時刻表を検索してみる私。

それでも連絡は来ない。

 

遊ぶのは明日なのに、日を超えた。まだ来ない。

 

返信が来たのは朝の8時。

「ごめん、寝落ちしてた〜」

「14時待ち合わせでいい?」

 

時刻表をどうして家に帰ってすぐに確認しなかったのか。Aちゃんに聞かなかった私は本当にバカだと思います。過去の自分に、マジで叱ってやりたい。

 

「わかった〜」

 

この日の私は寝不足でした。

 

   

 

未読無視がめちゃくちゃ多いAちゃん

 

この出来事以外にも、不満を感じることは何度もありました。

 

一緒にご飯食べようと約束していたのに、別の子と食べていたとか。この本貸してって言われたから持ってきたのに、「そんなこと言ったっけ?」とか。

 

こういうとき、大体言い出しっぺはAちゃんの方でした。ご飯を誘ってきたのも、本を貸してと大騒ぎしたのもAちゃん。ついでに言うと、前述の遊ぶ約束もAちゃんが誘ってきたことです。

 

その事実も私をイライラさせる原因の一つでした。

 

「あんた、自分が言ったこと覚えてないの?自分から言い出した約束をどうして忘れるの?」と文句の一つや二つ、Aちゃんに言えばよかったのですが、なかなかそれができず。

 

なぜかというと、Aちゃんといると間違いなく楽しいのです。モー娘。の話が唯一できて、明るくて、優しくて、可愛い友達はAちゃんしかいない。こんな友達は生まれて初めてでした。

 

学校帰りにアイスを食べたり、服を買ったり、ケーキバイキングに行ったり…私に高校生らしい青春を楽しませてくれたのは他の誰でもない、Aちゃん。遊びなれていなかった私にとって、Aちゃんから教えてもらったものはどれも新鮮に見えました。優越感さえも、感じていたかもしれない。

 

それに、不満を言えない理由はもう一つ、ありました。

それは私がAちゃんからのラインを楽しみに待っていると思われるのが嫌だということです。なんとなく、私がAちゃんを待っていること、Aちゃんに振り回されていること、Aちゃんからラインが来ると安心することを認めたくない。Aちゃんと対等な関係にいたいと無理をしていたのかもしれません。

 

そんなある日、Aちゃんが「ね〜このライン、キモくない?」と、ラインの画面を見せてきました。

 

私は男の子からのキモいラインではなく、未読の多さに目を奪われました。 500件以上の未読を、私は初めてみた。

 

「Aちゃん…未読多くない?」

 

「えっ…いつもこんな感じだよ?未読にしているのは、ほとんど公式のアカウントだよ!大丈夫!」

 

いつもこんな感じなのかよ…と内心呆れましたが、私は明らかに友達とのラインも未読無視にしていることの方が気になりました。

 

クラスで一番目立つ男の子には1時間以内に返信をしているのに、私は日が変わっても返信されていない。どういうことやねん。

 

男と話す昨日のテレビの話題と、私と遊ぶ約束。どっちが大事なんだ。

Aちゃんは返信に優先順位をつけているのではなく、友達に優先順位をつけているんじゃないかと思いました。

 

このあたりから、私はAちゃんを不信に思うようになりました。

 

   

 

私がキレた学食事件

 

Aちゃんと放課後、勉強をしていた日のことです。「このプリントが終わったら、学食でご飯を食べて、その後一緒に帰らない?」

 

この日の誘いも、Aちゃんからのものでした。

 

テストが近く、熱心に勉強をするとお腹が空いてしまいます。私たちは1時間半かけて高校に通っていたので、家に帰るまでにフラフラしてしまうことが多く、それを防ぐための案でした。

 

プリントを早く解き終わったのは私。私は先に学食に行って、Aちゃんが来るのを待っていました。

 

プリントは倫理の授業のもの。国語や数学と違って、教科書を開けばすぐわかる問題。Aちゃんもすぐ学食に来るだろうと私は考えていました。

 

でも、20分経ってもこない。またかと思い、「先に食べてるね」とラインを送りました。既読はつかない。できるだけゆっくり食べたけれど、まだ来ない。

 

そろそろ下校の時間になるので、「昇降口の前で待ってるね」と連絡。

 

だけど、やっぱり来ない。心配になって、クラスに行ったり図書館に行ったり、自習室に行ったり校内をフラフラしてみても、会えない。ラインはすでに10回も送っている。もちろん、既読はついていない。

 

下校時間をとっくに過ぎて、先生に「早く帰りなさい」と注意され、Aちゃんのことを話しました。

 

「え?アイツ、とっくに帰ってるよ」

 

当時は12月で、外では雪がちらついていました。Aちゃんを探しているうちに、私の身体はすっかり冷え切っていると思っていたけれど、先生からの言葉を聞いて私の体温がもっともっと抜けていくのを感じました。なんだそりゃ。

 

ちなみに、私が食堂に行ってすぐにプリントに飽きて、別の友達と帰ってしまったらしい。本人の口ではなく、まさかの先生から聞くなんて。

 

思わず「ずっと待ってたんだよ、心配したのに」

涙ぐみながらラインを打ち、私は一人で帰ったのでした。

 

Aちゃんと距離を置いた

 

孤独な帰り道、私が思っていたのは、あぁこの子は返信を待つ側に立ったことがないんだ、と。

いつも待たせる側なんだ、と。

きっと、私の気持ちなど一ミリもわからないのでしょう。

 

私の友達は片手ぐらいの数ですが、Aちゃんは違う。

 

あの子がダメならこの子、この子がダメなら別の子…とTPOに合わせて友達をセレクトし、都合が悪くなれば友達を止めたって、取り替えたっていい。

私もAちゃんにとってはその内の一人で、私でなくちゃダメ、ということはないのです。きっと。

 

私にとってモー娘。の話で盛り上がれるのはAちゃんだけ。でもAちゃんはそんなことないのです。モー娘。を知らなくてもAちゃんの話を面白がって聞いてくれる人は両手いっぱいにいるのでしょう。

 

ふと気づいたのが、私は、私自身をかけがえのない存在として扱ってほしいんだ、と感じました。

 

自分の考え方がいかに卑屈で、被害妄想で、モテなくて、余裕がないことか。自分が情けなくて、こんな小さな出来事で傷つく弱い自分が嫌いでした。なんてダサい…

 

でも、やっぱり私には、自分はAちゃんにないがしろにされていると考えずにはいられなかったんです。

 

思えば、自分が今まで仲良くしてきた友達は、みんな連絡が早かった。

いつもラインは、その日のうちに返信がきた。絶対に。

 

それだけじゃない。

 

「めけてちゃん、今日遊ぶって先週約束してたよね?何時に待ち合わせする?」

「めけて、ごめん、寝坊しちゃったから少し遅れるね。外寒いから室内に入って時間つぶしててもらえる?」

「めけてちゃん、そういや今日誕生日だったよね?おめでとう!」

 

そういえば私の友だちは、私との約束を楽しみにしててくれたり、私を気遣ってくれたり、私の誕生日を覚えていてくれたりしました。私のことを大切にしていた。

 

今まではごく普通のことだと思っていました。でもそうじゃないことを今、知った。

 

この人たちは私をかけがえのない友達だと思っていてくれたんじゃないの?

私にはこんなにいい友達がいるのに、なんで私はAちゃん一人に執着しなくちゃいけないんだ?

 

そう気づいた瞬間、何もかもがバカバカしくなって、私はラインを開きました。Aちゃんからは「ごめんね〜連絡するの忘れてた!」。

 

コイツ、絶対反省してないから。またやらかすから。

 

いつの間にか、私はAちゃんに「連絡が遅い」とだけ送り、Aちゃんとのトーク履歴を全て削除していました。

 

私は自尊心があまりない人間です。だから、自分のことを少しでも大切にしてくれる子と仲良くしたい

 

これ以上卑屈になりたくない。連絡が来た来ないで一喜一憂したくない。私のこと、あんまり大切に思ってくれていないのかな…と悲しい思いをしたくない。自分を大切にしてくれる人のために気持ちを使い、時間を使いたい。

 

私だって、本当はAちゃんと仲良くしたかったけれど、相手にその気がないのなら仕方がない。もうAちゃんとは、仲良くしない。

 

次の日、Aちゃんは私に話しかけてきませんでした。私の機嫌が悪いことを悟ったのでしょう。

 

正直機嫌をとってほしい、私のことで悩んでほしいと思いました。私ばっかりAちゃんに振り回されているように感じて、悔しかったからです。

でもグッとこらえた。私からは、命にかけても話しかけないぞと意地を張りました。

 

結局、Aちゃんとは今までのように仲良くすることを止め、必要なときにしか喋らない、ただの同級生になりましたとさ。

 

 

以上!!!

 

大好きな相手からのラインがこなくて何度もトーク画面を開いたり、イライラしたり…

皆さんはこういう経験、ありますか?

 

私は人間関係にかなり終着しやすいタチのようで、仲のいい友達や彼氏ができるとよくこのような状況に陥ります。

 

このとき、私はいつも相手を信用できなくなって、また余裕のない自分自身のことも嫌いになってしまいます。特に今回の件だと、Aちゃんに対して引け目を感じていることもあり、自分は振り回される側の人間なんだ、となぜかAちゃんだけでなく、自分のことも責めてしまうのです。

 

このブログを読んで少しでも共感してくれた方には、もしこのような出来事に遭遇しても、それはあなた自身が悪いわけではなく、もちろん相手も悪くなくて、相性。これに尽きると考えていただきたいです。

 

今回紹介したAちゃんの言動は結構極端な例なので、不快に感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも私は、彼女自身は不誠実な人ではないと今となっては思います。

ただ、ちょっとだらしないというか…彼女の振る舞いに悪気はなかったのではないかと。

 

 

私にもうちょっと自尊心があったら、私のことを乱雑に扱ったAちゃんに対してキッチリ注意をして、お互いに成長ができたのかもしれません。