ドルオタちょあよ

ドルオタ美大生のちょあちょあ日記

ロマンチック少女・聖子

 

 

 

 

最近、もうちょっと言葉にこだわって文章を書けるようになりたいな…と思い、本を読んだり、新聞を読んだり、歌詞が美しい曲を聴いてみたりしています。

 

そんなスーパー暇人の私がたどり着いたのが、意外にも松田聖子だったりします。

 

 

ビジュアルと歌唱力、そして何より曲の質が圧倒的にいい。最近は意味がサッパリわからないKPOPと、ここ数年迷走ばかりしているモー娘。ばかり聴いているからなぁ…

  

聖子ちゃんの曲は作曲ユーミンで(呉田軽穂名義)、作詞が松本隆のものが多いんですが、このゴールデンコンビの曲が毎日のようにTVで流れていたなんて、なんと贅沢な時代か。

 

聖子ちゃんの曲を何回も聴いて、曲の美しさをじんわり感じていれば、何だか私も詩人になれそうです。今回は聖子ちゃんの曲と、その歌詞について紹介していきます〜

 

   

 

ベタベタなアイドル的フレーズ

  

最近では若作りがキツくて、やたらと歌を溜め込んで歌うババア少女趣味な衣装とこまめなメンテナンス、優雅で落ち着いた歌唱法をお持ちの松田聖子さまですが

 

若い頃は可憐で清楚、はじけるような輝きを放つ正統派アイドルでした。そのため、当時は一般人がカラオケで選曲しづらい、ベタベタな歌詞を堂々と歌っていました。

 

例えば、これ。

 


※この曲はユーミン作曲、松本隆作詞ではないです。

 

フレッシュフレッシュフレーーッシュ!が印象的なこの曲。選ばれし者が歌わないと聴いている周りが共感性羞恥で死ぬやつです。フレッシュなアイドルを見つけてこないとアカン。

 

でも私が知っている限りでは、デビューしたての時はどのアイドルもフレッシュなんだけど、みんな1年ぐらい経つとフレッシュじゃなくなっていくんですよね。何があった?

 

他にも、これとか。

 

ピュアピュアな聖子ちゃん。カネボウの口紅のCMで使われた曲でもあります。

 

衣装と背景は青ですが、雰囲気がピンクピンクしてます。選ばれし者が歌わないと鳥肌が立ちそうな歌詞です。聖子ちゃんは選ばれし者なのです。

 

私が知っている限りでは、デビューしたての頃は雰囲気がピンクでピュアピュアしているんですが、1年経つと何だか急に病んでいくアイドルばっかりです。何があった? 

 

   

 

元祖ぶりっ子“あざとい”歌詞の数々 

 

全盛期当時、聖子ちゃんと言えばぶりっ子のイメージがあり、苦手意識を持つ女性も多かったそうです。自分でフレッシュとかピュアって言ってたので仕方ない。

 

そのキャラが歌詞にも出ていて、めちゃくちゃあざとい歌ばっかり歌っているんですよ。いいな〜…

 

 

風立ちぬ 今は秋

今日から私は心の旅人

風立ちぬ 

 

渚のバルコニーで待ってて ラベンダーの

夜明けの海が見たいの そして秘密

渚のバルコニー

 

えくぼの秘密あげたいわ

裸足の季節

 

秘密を共有したり、男の記憶の中に残り続けるような歌詞が多い。

 

男性は2人だけの思い出を女性に求めていると、どっかの本で読んだことがある気がするですが、もしそれが本当だとしたらめちゃくちゃ男心をくすぐる歌詞だと思います。

 

男心をぎゅっとつかんで離さない聖子ちゃん。えくぼの秘密あげたいわ〜♪って…なんかあざとくないですか?えくぼは恋の落とし穴なので…

 

えくぼに自信がある方はぜひカラオケで、ももクロではなく松田聖子裸足の季節」を歌ってください。

 

 

 

夏を制する者が男を制す

 

聖子ちゃんの曲は四季を意識したものが多い。聖子ちゃんなら春夏秋冬モテると思いますが、圧倒的に多いのが夏曲です。

 

そして聖子ちゃんの夏曲は大体あざといんですよ。海に行こう〜私のこと捕まえて〜アハハ〜ウフフ〜みたいな、どこぞの少女漫画やねん系歌詞ばっかり。

 

髪にジャスミンの花、渚の白いパラソル渚のバルコニー

 

こんなんを白いフリフリワンピースで歌うなんて、ベタですけどなかなかできるものではない。白いワンピースなんて、今どき着れるのは清純派女優だけですよ。

 

こういうロマンチックなシチュエーションが似合うのは、聖子ちゃんぐらいだと思うんですが、当時の青少年たちよ、男ってのはこういうのがときめくのかい…?

男はロマンチストだっていう話は本当なんですかね。

 

全然関係ないけれど、中学時代の彼氏に「めけてちゃん、ネグリジェとか着ないの?」と、どこぞのお姫様やねん的発言をされて(ゴメン…中学の頃のジャージ愛用してるわ…)と困惑したことがありました。

 

男のロマンを壊さないように「今度着てみようかな」とだけ言っておきました。みんな白いワンピースかネグリジェを買おう…

 

   

 

失恋ソングは重すぎない

 

聖子ちゃんの曲の中ではド定番ですが、「瞳はダイアモンド」が一番好きです。曲名が素敵ですよね〜

 

あ〜泣かないでメモリーズ〜♪というサビは有名すぎるので、誰もがどこかで耳にしたことがある曲かと思います。

 

私は幾千粒の雨の矢たち〜♪という歌詞が一番好きなのですが、雨をこんなに詩的に表現できるのも、こんなに雨をキラキラさせられるもの日本語ぐらいだと思います。

 

赤いスイートピー」や「青い珊瑚礁」の曲のインパクトが強すぎて、それ以外の聖子ソングをまともに聴いたことがなかったんですが、ちゃんと聴いてみると、聖子ソングの歌詞がとてもジャパニーズビューティーだって気づいたんです。

 

この頃のアイドルは安っぽくないから、小難しい単語は使わないけれど、風情があって日本人の感性に響く詩的な表現のものばかり歌わせてもらってて。「やばーい」とか口が裂けても言わないです。(当時と今ではやばいの言葉の意味が違かったと思うけれど)

  

映画色の街

幾千粒の雨の矢たち

潤んだ瞳はダイアモンド

 

曲全体としてはセピア色がかかったような、ちょっと寂しげな曲ですが、一つ一つのフレーズがキラキラしてるんです。だから不思議と優しい気持ちになれる。

曲を作ったユーミンも、この曲はかなりの力作だと満足しているらしい。

 

私はもっと強いはずよ

 

失恋ソングは単に全部が真っ暗なものより、寂しいのにどこか明るかったり、前向きなものの方が名作だと思う。会いたくて会いたくて震えてばっかいるよりはね。

 

 

 

以上!!!

やっぱり私は王道JPOPが好きです。

 

私は普段アイドルばかり聴いていて、アイドルのプロデューサーが書く歌詞も面白いと思いますが、聖子ちゃんの歌詞は尖ったところがなく、老若男女に愛されそうな情緒的な表現が多くて聴き心地がいいです!

 

こういう素直な歌を今のアイドルにも歌ってほしいけれど…今はグループのイメージとか、歌っている本人たちへのメッセージ性とか、若者からの共感性を追求しすぎてるんだろうなぁ。誰とは言わないけどさ。

 

聖子ちゃんソングみたいなロマンチックな文章が書ける頃には、おそらく私にも複数人彼氏ができてそうです。(予定)

 

松田聖子 | ソニーミュージック オフィシャルサイト